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Thursday, December 01, 2005

ユーミンは偉大だ。

先月日本に帰国していたときに思わず買ってしまいました。
ユーミンのバラードを集めたベスト版
中学生の頃大好きだった音楽を今聞くとどんな気持ちになるんだろう・・・という好奇心から。

「どうだった?」と母に聞かれて「やっぱり同じ気持ちになった」と答えた私。

でももっと違う風に聞こえる部分もあったので、それをいくつか。

前はやっぱり歌詞と歌に集中して聞いていたのですが、
今回聞いて後ろのバンドがかっこいい!と思う曲がたくさんありました。
それが昔は全然興味のわかなかった初期の方の作品。思わずじーっくり聞いてしまうほどバンドがかっこいい。
エレキギターが・・・わたしの好きな70年代後半みたいな感じなんです。
そしてリズムの複雑さ、それぞれの楽器がかっこいいラインをもらっている・・・など。
逆に昔好きだった80年代に入ってからの、いかにもポップスのバラードだ!という曲たちは、
アレンジがつまらなく感じました。ベースが「どどどどどど・・・」、MIDIやキーボード(特にエレピ)いっぱいという感じの。

そして、あの声の謎。
昔、ユーミンの歌を歌いたくて、CDを真似しながら一緒に歌っていました。
そのたびに声が痛くなって、歌いにくい~、わたしは歌が下手だ~。と思っていました。
今回またじっくり聴いて、一緒に歌ったりしてみてわかったこと。
ユーミンの音域は低い。多分、普通の女の子の標準よりずっと低い。
ユーミンにとってポーンと抜けて気持ちよく歌える音域は、標準の女の子にはちょうど声が割れるところ、あるいは下。
私ならChest Voiceで力を入れすぎずに歌うべき音域のところを、
ユーミンはMix VoiceかHead Voiceで張りをきかせて歌っている。
(でもものすごく鼻腔にひびかせるから、Head Voiceに聞こえない、不思議な声)
真似して歌うと、力を入れすぎて歌っちゃうんだよね。あるいはHead Voiceに低音域で行っちゃって、パワーを失うか。
とにかく、ユーミンの曲を下手にまねして歌うとのどに危険である、と気がついた。
(標準音域の女性はぜひキーをひとつかふたつあげて歌ってください)

歌い方も初期のほうが好きだな。
20前半の何の経験もない女の子が、すごく大人っぽく歌おうとしている、
その感じが好ましく感じる。
後半は、大人になった女性がすごく・・・ぶりっこ?な発音、かわいい歌い方になって、それはなんだか嫌~。
(個人的な好みでしょうが・・・)

恋愛をまだ何もしらないころユーミンの曲を聞くと、どきどきした。
どんな風に男の子と出会い、話をし、好きになって、失恋するんだろう・・・とか。
結婚したいま聞くと、一番好きだった恋の歌が一番恥ずかしいl。
でも悪い感じの恥ずかしさじゃなくて・・・何も知らなかった自分を愛しく思うような、
そんな恥ずかしさ。

そういう色々な思いを、居心地の悪くさまで楽しみながら、聴いてます。

5 comments:

Anonymous said...

うふふ。

むかしののうしろのバンドがかっこいいって言うと、きっとえいさんが喜ぶよ! えいさんの大好きなバンドだもん。

Mary Chikagami said...

だれだれ~?ムーンライダーズ?まさか?
ユーミンの初期って本当によく知らないんだよね。
っていうか、その頃はバンドが誰で何を弾いているかなんて、興味なかったからね。
久しぶりに聞いて、おもしろかったよー。

Anonymous said...

ユーミンの最初の2枚の演奏は「ティン・パン・アレイ」っていう人たち。細野晴臣b、林立夫d、鈴木茂g、松任谷正隆kという今ではビックリな顔ぶれ。彼らが創り出したサウンドには、どんな時代のどんな新しいサウンドもかなわない味があるよ。さらにビックリなのは、全員今でも現役のしかも特別なミュージシャンであるということ。実はコパンは本当はああいうバンドにしたかったの。

Mary Chikagami said...

コパン、これからもがんばって! ずっと現役っていいね。
ユーミンは最初の2枚からすごいバンドがついたんだねぇ。それだけ彼女の才能に期待というか、共感してくれる人たちがいたんだね。なんだか、運命的なものというか、もう音楽で生きていくのが宿命のような人なんだね~。

Mary Chikagami said...

ティン・パン・アレイって、前にえいさんに借りて聴いたとき、よくわからなかった記憶がある・・・。また聴いてみたいっす。