大人数のコーラスを指揮していて、
あ、これは気持ちがいい、と思う瞬間があります。
ばらばらだったたくさんの声が、ふと、そろうんです。
それは、音程とか、リズムが、そろっていればいいということではなく、
感情表現の技術がそれぞれ発達しているから、とかでもないのです。
今回のコーラスのメンバーは、地元の教会からぱらぱらと、60人集まりました。
7教会くらいあったでしょうか。3時間のリハーサルを、2週間の間に3度しました。
人数が多すぎてまとめきれないので、小さい班にわけ、経験のあるレコーディングメンバーの中からリーダーを選びました。でも、この3回のリハーサルの間、あのぴたっとくる感じは一度もありませんでした。
自分の知っている人とだけ話し、隣に座った人とも必要以上は話さない。リハーサル後もみんなぱっと帰ってしまう。そういう雰囲気でした。
土曜日の朝10時から夜10時までの予定で録音を始めました。
まず、聖餐式から。リーダーが並んで前にくるひとりひとりにジュースにひたしたパンをわたし、
また別のリーダーがその人のためにお祈りをします。ひとり、2分かからないくらいの時間ですが、
そんな短い間でも、確かに神様が働かれます。
2人のメンバーは、その場所で信仰告白をしました。たくさんのメンバーは、神様の愛を再確認しました。
そのすぐ後に歌ったら、ぴたっとしたかというと、そんなことはなくて、
やはり、すべてのリハーサルと、神様の臨在と、メンバー同士がお互いになじんでくることと、
そういうひとつひとつがだんだん熟してきて・・・
全部で6曲あったのですが、3曲目くらいから、あの感覚がきました。
声がそろうだけではなく、ひとつの生き物になるような感覚です。
指揮にあわせて、全体が反応するようになってくるんです。
わたしが無理やり従わせているのではなく、みんなで音楽を作っている・・・という瞬間、そして次の瞬間・・・。それがつながって行きます。本当にうまくいくと、それはまるで化学反応のようになって、次の瞬間を生み出して・・・最後にはみんなハイになっています。
どんなグループでもそれが味わえるかというと、そんなことはなく・・・
このグループも練習も経験も少なく、3曲目でうまくいったのは奇跡というか、恵みだな、と思いました。
これをこうすれば、成功する、という公式はない。だからこそ、貴重だし、たくさんの人と歌ったり、演奏したりする意味というか、楽しさがあると思います。
コーラス録音、終わって本当にほっとしてます。
リハーサルが減ったので。
今はソロの録音です。それはそれで、また別の苦労がいろいろです。
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1 comment:
thy kingdom come, thy will be done
on earth as it is in heaven....
praising God in one accord... sounds like glimpse of heaven!
foom
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