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Monday, June 29, 2009

愛国心について。

昨日の夜は、さんまを焼いたことが発端で、
いかにも国際結婚ぽい夫婦げんかをし、
その後、自分のアイデンティティーについて深く考察しました。

実はイスラエルに行ったときから、あることをずっと考えていました。
それが、爆発しただけ(さんまのせい)。

さんまが5匹で1ドル98セントというセール。
なんとなく夏っぽいと思って買いました。
レーガンは外のBBQグリルで(炭焼き)焼いてくれて、とてもおいしかった。
しかし、彼は、「魚くさい。なんで内臓とってないの。」などなど。
私は、さんまを大根おろしと一緒に食べながら、「季節感」を感じたかった。
(さんまは秋ではないのか、というつっこみは置いといて。)
さんまは「わた」と一緒に食べるものなんだよ、と説明するのに疲れてしまっていた。
でも、日本を知らない彼に季節感を理解することを要求するのは、もとい、無理というものでは。無理を承知で、私は悲しくなったのです。

その上、この夏、ツアー後に帰省するわたし。
1週間だけでいいから日本に行こうよ〜と誘うわたしに、きっぱりすぐにNOと返事した彼。
なんで、日本に行ってくれないの? が、私の頭の中では、
なんで、私を理解する努力をしてくれないの? に転換。

なんで、私の周りには、私の文化を理解してくれる人がいないのか。

私にとって、文化というのは、
「サザエさんみたいだね。」って言ったら、説明しなくてもわかってもらえること。
教会の友達も、今の仕事場のともだちも、みんなわからないのです。

そして気づいた。
私も、今自分の周りにいる人たちと、そういう意味での文化をわかちあえていない。
わからないし、わかってもらえない。
その上、日本に帰ったとしても、私は浦島太郎子。文化、ずれまくり。
そう考えたらものすごい孤独感を感じました。
もう、やるせなくなるくらい、ポロポロ、意味もなく泣いてしまうくらい。

イスラエルで私が思ったことは、彼らの国民性の強さです。
ユダヤ人であるという誇り、悲しみ。ユダヤ人であるという特権。
外国に住んでいても、自分はユダヤ人であり、いつか帰ってくることをずっと待ち望んでいた。
ちょうどイスラエルの独立記念日の式典などに参加することができました。
コドバはわからなくても、大人も子どもも、ものすごくまじめに参加し、戦争で亡くなった人たちのために涙し、歌い、黙祷をささげている、その真剣さは伝わりました。
ふざけたり、いい加減な態度をしている人がいない。
私は、そういうことひとつひとつに対して、ものすごい嫉妬感をもったのです。

私には、ない、と思いました。
私は、アメリカに住んでもう長いけれど、自分をアメリカ人だと思ったことはないし、国歌を歌っても泣けない。
中国人だけど、台湾を自分の国、と思ったことない。ことばも不自由だし、国歌・・・知らないし。
そして、日本。今、私の国籍は中学生のときから、正式には日本だけど、日本という国に自分が完全に受け入れられているという感じが、未だにしないのだ。君が代を聞いて泣くこともないし。(いや、殆どの日本人は泣かないでしょうけど。)日本人としての誇り、みたいのも感じないし。
そうか、国民性の誇りみたいなものが、私には無いのだ。

そのことを思うとすごく不安に感じる。
なんでだ?
なんだか、根無し草のような、ジプシーのような。
I don't belong... って思うの。
そして、そのことを、悪いこと、と感じてしまうのだ。

アメリカ市民であるレーガンと結婚して、永住権ももっている。
もうアメリカで市民権をとるだけの資格は十分にある。
でも、私には、日本人としてのパスポートを手放すことができない。
私にとって、自分が日本人です、と証明できるものが、今はそのパスポートしかないのだ。

なんでそんなに、日本人でいることにこだわっているんだろう?
自分でもよくわからないのです。
日本に拒否されたと感じているのか。
一生かかっても決して真の日本人になれないことにこだわっているのか。
もしかしたら、それより深く、台湾人でありながら、真の台湾人でない自分が嫌なのか。

なんか、ぐるぐる回っているだけで、誰の役にも立たないブログで、ごめんなさい。

みんなは、国民としての誇り、みたいの、もってますか?

8 comments:

Anonymous said...

私のたつみちゃんのイメージは、アメリカ人みたいで、日本はそんなに好きじゃないのかなと思ってたよ。でも、そうじゃなかったんだね。
日本人は、あまり愛国心がないと思う。なんでだかわからないけど・・・
国民としての誇り・・・って考えたことないな・・・きっと、私もたつみちゃんみたいに、周りが誰も日本のことを知らない人ばかりになったら、考えるんだろうな。きっと寂しいし、旦那さんに解ってほしいって感じると思う。
このブログを読んで、たつみちゃんが日本のことが大好きってわかって、私は嬉しかった。あれ?これって愛国心かな?

まりこ said...

大事な問いかけ…だと思ったので何かを書きたい…と思うのですが、国民としての誇り…って、ほんとどういうことなんだろう?と。ここしか知らないという理由で、持っている愛国心はあるのかもしれないですが、中にいるだけでは自覚する機会がないのかも…ですね。
ブラジルの宣教師をしている叔母に「一度ブラジルに来てみたら?日本を見直せるよ。」と言われたことがありました。行けませんでしたが。

私は、日本人で、日本で生まれ育ったのですが、国内(九州~群馬の間を幾つか)を転々と動いてきたので「どこの出身?」と聞かれた時に返事に困るし、寂しさを感じます。(たつみさんよりはるかに小さい寂しさで恐縮ですけど^^;参考になれば…と思いマス。)

「自分の言葉」というものがわからないから、関東以北では標準語(?)をしゃべるようにしているし、関西にいるときには関西弁、でも、生まれた(母の生まれ育った)長崎に行ったら、長崎弁はしゃべれないし…。

関西から青森に遣わされて行った時に、「言葉・ニュアンス」の壁をはっきりと感じて、それを埋めることができずに苦労しましたね。「標準語は冷たい」と。関西弁はお笑いの普及(?)で喜ばれるようでいて、でも、きっすいの者ではなかったのでそれも思うように使えず…、自分で話す言葉に自信が持てないというか、暖かみを感じられない…という思い。今、関東にいて、「関西弁は怖い。」と言われることもあって、教会の中でしゃべる時にもコウモリ状態ですねぇ。

でもね、好きなのは関西弁なんです^^
私の関西歴は、15~32歳までです。 

母教会も大阪。ですが、ずっと離れると、たまに帰っても、どんどん居場所を感じれなくなってしまいますね。

ちなみに、父も夫も転勤族。
父や義父は、70代なので「どこに墓をつくるか?」 と、落ち着き先を探しているところみたいです。どこにも居場所を感じられない母は”散骨”希望。葬式もいらない派。深いところでは違うと思いますが。

長くなってしまいましたね。このテーマは深いですね。決して「役に立たないブログ」ではありませんでしたよ~。

しょうこ said...

日本人のわたしの血にも、
もしかしたら韓国とか、中国とか、
アッシリアとか、
そのすじのものが流れてるかもしれないんだよね。

日本をけなされれば腹が立つだろうけど、
日本っていやだな、と思うことはいっぱいある。

たつみちゃんに広さは感じるけど、
日本人じゃないと思ったことはないねえ。
うれしいかどうかわからないけど。
でなきゃ、あんな詩はかけないよね。

かずおくんはどんなふうに感じていくんだろうな。
みんな、天のおとうさんから来たことだけはたしかだよね。

まりちゃんのこと、また少しわかりました。
うんうん。

Mary Chikagami said...

anonymousさん、誰だろう、と思いながら楽しくコメント読みました。日本は好きですよ〜。好きというか、あきらめられない昔の彼氏のような、とか。(いや、全然ちがうかも)

まりこさんのコメントは、国内と国際のちがいだけで、すごく響くものがあります。ことばの壁、国内でもあるんですね。ことばって、本当に大事だと思います。(なぜうちの旦那は日本語を学ぼうとしないのか、ということでもちょとけんかになりました。)話題がお墓まで行ってしまうところがすごくリアルで怖いです。私は〜私は〜・・・ああ、わたしも散骨派かもっ!!

しょうこちゃん、私もこの問題は、基本的に自分が自分をどう見ているか、の問題だと思うの。カラフルにうまれた鳥が、一色の鳥をうらやましく思うような、実はあまり意味のない悩みなのかもしれない。でも悩んでしまうんだよね。けんかの後、レーガンに自分の気持ちをゆっくり話していて、背景が複雑なのは、悪いことなの?と聞かれたとき、「複雑が悪いというよりも、シンプルなのが良いように思う。」と正直に答えた。そしたら、「じゃあ里子がくる前に、その気持ちをなんとかしたほうがいいね。」と言われた。そうなのよ。里子も、養子も、そういう複雑さを抱えてしまうわけよ。で、私が彼らの「複雑さ」にきちんと向かいあることができるか、今はまだよくわからない。でも、考え始めた、ということはいいことだと思うんだ。

コメントによっても考えさせられました〜。ありがとう、みなさん!

Anonymous said...

anonymousってなんでなっちゃたんやろ?かえでした~。

grace said...

I hear you, sister! 気持ちチョ〜〜〜わかる!I am so glad to hear that someone out there is in the same boat as I am! I happen to see さんまtoday for sale and I thought about you and smiled. 見たら食べたくなるよね.Since I rather put aside the guts, I can also emphasize with Reagan. BBQ grill にさんまの匂いはきついくて、なかなかおちないんだよね。Personally, I love the smell of the grill after bbq-ing beef but the only ones attracted to the grill after さんま are flies. I hope you guys are in speaking terms!

Your blog was deep. I also went through the phase thinking, "Who am I?私の Mother land って何処だろう? Born in Japan, American Citizenship, but 100% Taiwanese blood. I've been living in Japan for so long but 日本語はなかなか上達してないの。 My kids always correct my pronunciation and read the 漢字 for me.すめば都って言うけど、I don't think I can ever consider Japan as my home. It's depressing when I'm not able to fully understand Japanese conversations with other moms.

Like you, I would not even think about giving up my US citizenship (in your case, Japanese citizenship) and I am proud to be an American. But when I do go back to the states, I feel so out of it...sure, my family and dearest friends are all there but I feel like I am an outsider, just poking my head in for just a while until I fly back to Japan.

台湾料理で育った私は台湾の食べ物が好き。。。ついつい私の料理も中華になってる。 but that's just it. Never felt gung-ho with Taiwanese politics and didn't even care to correct that I am Taiwanese American if people call me Chinese American.

so, where's home for me? the only answer I found was that Heaven is my home. He doesn't care if you are a Gentile or a Jew... the only thing matters in the presence of the Almighty God is how He sees you just as who you are.

BUT, in the time that we are on earth, I believe He has enriched you with not just one culture but 3!!! 夏に遊びに泊まりに行った時、娘がピアノで引いてたら「ピーチャラ、ピ−チャラ」っと一緒にちび丸子を踊りながら歌ったり、息子に面白いマンガを紹介したり、(今でも三姉妹をテレビにちょこっと見ると、彼はちぇんおばちゃんの事を思い出してるよ)オレンジページでいろんな工夫を身につけているちぇんちゃん。。。そういうちぇんが大大大好きよ!.

覚えてる?ずうううううっと前日本でsubwayに食べに行ったの。After I ordered, you mentioned that the way I ordered my sandwich was American style in Japanese. I think you are the only one who can really understand me.

Either in English, Japanese, or Taiwanese, 本当に一緒にいる時は楽しくて、面白いちぇんちゃん。それって丁度3in1 が全部理解してくれるからだと思う。Moreover, God has given you the gift of praising God and ministering to people in all 3 different languages! (actually, 4 cuz taiwanese and mandarin is so different!) 本当にすごい。I really look up to you!

We all feel like we want to belong to somewhere... but we feel like we don't fit anywhere. But I have peace in that I have a best homeland...Heaven...

ついつい長くなってしまった。Praying for you as you get ready for your AT!
I love you, chen, tatsumi, mary!

えいじ said...

難しい問題だね。確かに里子を迎える前に直面するべきだったんだと思うから、これがふたりにとってちょうどいい機会になるといいなと思います。
日本で生まれて、育って、今も生活していたとしても、ことはそんなにシンプルじゃないよ。きっとそれがアメリカでも同じだと思うけど。

感情的に落ち着いたら、ちょっと論理的に整理したらいいんじゃないかな。イスラエルで感じたこととかも、そんなに単純なことだけではないと思うので。国籍、心の居場所、愛国心、それらとそのほか自分自身の中にある複雑なこと、そして夫婦間の理解の問題。全部ゴッチャにならないほうがいいかなと。

Mary Chikagami said...

かえ:かえかなーと思ってたよ。ふふふふ。

ふみ:thank you for your side of story... it's true, you are one of very few people that can identify with me on physical level... i really do feel for you, and praying for you for your marriage, life in japan, parenting... (ok, i'll be praying for you more than before from now on) i love you too!

えいさん:あああ。相変わらず的を得たコメントをありがとう。じっくり祈り、考えてみるよ。たしかに良いタイミングで考えさせられていると思う。神様が心の準備をさせてくださっていると思うの。